建物や設備機器は、初期の建設費・導入費より、その後の修繕・更新・保守・点検などのメンテナンス費が大きいと言われています。その為、既存の建物・設備機器等の資産を長期間に亘り有効活用するためのストックマネジメントが重要となります。

…本システムでは、通常業務での運用により、維持管理に必要な情報が整理でき、適正な維持・修繕に活用できます。

概略

システムの主な特徴

  • 中・長期修繕計画に基づく維持管理
    建物毎に定めた中長期修繕計画と実施工事との関連付けにより計画と実績の管理ができ、適宜、修繕計画の見直しを行うことでより現実的な計画修繕か可能となります。
  • 工事発注及び会社実績の管理
    当該年度の予定工事について指名会社、入札結果などを登録することにより、会社別の実績・評価点などが集計され、次回の工事での指名選定などの検討に利用できます。
  • 決裁書、契約支払の管理
    工事契約に伴う決裁書の作成・管理ができると共に、部門・科目・注文・支払などの契約情報の登録・管理ができます。
  • 建物工事履歴、機器修繕履歴の管理
    建物工事及び機器修繕について契約支払のデータ登録に連携して履歴情報が生成され、これまでの工事内容・費用などが確認できます。

システムの機能構成

機能構成

システム利用例

メインメニュー

施設管理システムのメインメニューです。各メニューはユーザ権限により利用できる機能が異なります。

メインメニュー

建物フロア及び各室情報

建物毎のフロア情報、及びフロア毎の各室情報について登録、更新ができます。

建物フロア及び各室情報

建物工事履歴一覧

建物別の工事履歴一覧です。工事内容、決裁書などの参照、更新ができます。

建物工事履歴一覧

会社実績の参照

会社毎に年度別の指名実績、受注実績、評価点の他、各工事に関する詳細も参照できます。

会社実績の参照

中長期事業計画の参照

建物毎の中長期事業計画について、工事別の計画および実績が確認できます。

中長期事業計画の参照

年度別分類別の工事費グラフ

建物毎に年度別工事分類別の工事費用について、集計及びグラフ表示します。

年度別分類別の工事費グラフ

動作環境

本システムの動作には以下の環境が必要となります。

対応OS クライアント:Windows 7, Windows 10
DBサーバー: Windows Server 2012, Windows Server 2016, Windows Server 2019
必要メモリ 推奨 4GB以上
ディスク容量 推奨 500GB以上(データ容量に依存)
その他 ・本製品のシステム利用ライセンス一つで複数利用者での運用が可能です。
・資料ファイルの参照では、登録されているファイル形式に応じたソフトウェアが必要となります。
・複数の端末で同時利用する場合は、利用数に応じてデータベースサーバーの導入を推奨いたします。

*Windows 7は、Microsoft社の登録商標です。
*記載の内容および画面デザインは断りなく変更する場合があります。

お問い合わせ先048-836-1441